サーフィン初心者が浅瀬でロングボードにうつ伏せになり、コーチと思われるサーファーに押してもらいながら、なんとかテイクオフするシーンをよく見かける。
もちろん内容は間違ってはいないが、ちゃんとサーフィンを始める人にとってこの練習が必要なのかどうか疑問に思った。
それは、「浅瀬でタイミングを合わせて押される」という行為には、サーフィンに必要なスキルの多くが除かれているからだ。それをやらずにテイクオフだけを行うと、楽しいかもしれないが、あまり意味はない。
入門者からすると、「サーフィンはテイクオフをして波に乗る」という漠然とした印象があると思うが、実際はもっと細かい部分がある。
それを説明すると、
①パドルして沖に向かいながら、ドルフィンスルーをして波をくぐり抜ける。
②良いポジションまで移動した後、波待ちをし、波が来るのを待つ。
③波が来たら、それがどこで割れるのかを見極め、その場所までパドルする。
④波が割れる瞬間に適切な力と適切な回数のパドルをしてテイクオフする。
このような流れが一般的なテイクオフまでの流れである。これを見ると、様々な部分が省かれていたことがわかるだろう。特にパドルが重要であることを強調したい。最初はとにかく安定したパドルの練習を徹底することが早道だと考えている。