テイクオフ論①_波を見極める

テイクオフにおいて、最初に大事になるのは波の見極めです。

みなさん、どのくらい見極められていますか?

一つの波から

①そもそもの乗れる波か
②ピークはどこか
③レギュラー、グーフィーどちらに走れる波か
④どこが一番テイクオフに適した場所になるか
を見極める必要があります。

①〜③は初歩的な部分かと思いますので省略します。

初心者脱却の鍵は
「④どこで一番テイクオフに適した場所になるか」を見極めることが重要になります。

テイクオフに適した場所=テイクオフポジションは基本的には一つの波に対してレギュラー側、グーフィー側の2点だけになります。テイクオフポジションは面や線ではなく「点」です。岸か沖、右か左かの、座標の中での「点」です。

岸すぎても沖すぎても、右すぎても左すぎてもうまく乗れません。ビーチブレイクであれば、同じ位置で波が割れにくいこともあり、テイクオフポジションは波によって変わることがほとんです。

うまく乗れないケースもいくつかパターンがあります。

岸に向かって右に走れる波だとして、理想のテイクオフポジション(TP)から岸か沖、右か左かにズレていた場合どのようになるかを説明します。

左・岸よりにいた場合
 →パーリング、もしくはテイクオフできたとしても抜けられない。

左・沖よりにいた場合
 →乗り遅れる

右・岸にいた場合
 →前乗りなってしまう。(誰もいなければ乗れる)

右・沖にいた場合
 →乗り遅れる


理想的なテイクオフポジションの大きさは、波質にもよりますが、半径2mぐらいのイメージです。

3m離れた位置で初心者がフルパドルした末に乗り遅れている横で、中級者以上の人が2パドルぐらいで乗れてしまうのは、このテイクオフポジションの違いがほとんどです。

テイクオフポジションの見極めをただしく行うには、何度も、波と、うまい人がどこでその波をキャッチするかを観察して目を養う必要があります。

波の割れ方は、日によって、時間によって、場所によって大きく変わります。

いつも同じポイントで入る人は、同じポイントでのテイクオフポジションを見極めやすくなります。ただ、見極めのスキルが上がれば、どこの波でも2〜3本波を乗ればおおよそアジャストできるようになります。

すぐに見極めスキルは高くはなりずらいですが、理想的なテイクオフポジションは「点」であるということを意識するだけでもかなり精度が高くなると思います。


次の回、テイクオフポジションに移動することについて解説しています。